今回で第3回目となる武庫川コスメフォーラム(正式名:武庫川コスメティックサイエンスフォーラム)を3月8日に開催しました。
講演者の先生方
テーマは「美を極める処方技術の最前線」といたしました。資生堂(池田智子氏;写真左から2番目)、花王(加賀谷真理子氏;写真一番右)、マンダム(原敬氏;写真一番左)などの最新研究と活用商品についてご紹介いただきました。大学からは処方関連学会の学会長を務める東京理科大学創域理工学部教授の酒井秀樹先生(写真中央)とわたし武庫女薬学部の渡辺が最新研究を紹介しました。
講演者の先生には研究が活用された製品の紹介を積極的に行っていただくようお願いしました。その結果、普通の学会や学会主催のセミナーとは一味違い、研究から成果の社会実装までが良くわかる内容になったのではないかと考えています。
当日は会場で110名、Zoomで210名の方が参加されました。
会場には満員となる110名が参加
資生堂 池田智子先生による落ちない口紅に関するご講演風景
花王 加賀谷真理子先生によるこすらず落とせるメイク落としに関するご講演風景
また当日、フォーラムの開始前に講演者の先生、客員教授の先生方と本学学生の希望者15名がキャリア形成のディスカッションを行う昼食会を開催しました。就職後のキャリアを身近なものに感じてくれたようで、フォーラムでは熱心にメモを取りながら聴講し、先生を質問攻めにする様子が印象的でした。「積極性」を研究室所属学生の行動規範の一つとしているわたしとしてもこの光景は嬉しかったです。
キャリアトーク会場風景
休憩時間に先生を質問攻めに
本フォーラムの開催にご協力いただいた化粧品研スタッフ、客員教授の先生方を始めとしたMーCOSMICスタッフ、協力してくれた学生の皆さんに感謝申し上げます。
終了後、全員でパチリ
渡辺(化粧品科学研究室 教授)